音まめ知識ビットレート？

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ビットレートとは

ビット/秒と書かれたり、英語の"bit per second"を略してbpsと表記することもあります。
一秒間にどれだけの量のデータを送れるかを表します。
通信技術が格段に進歩したため、より高速な転送が可能になり、キロビット（kb/s10の6乗倍）
メガビット（Mb/s10の6乗）ギガビット（Gb/s、10の9乗）といった単位も頻繁に
使用されるようになりました。

現在、ポータブルオーディオの音声フォーマットとして採用されているMP3やWMAやAAC等は
すべて、人間の聴覚特性（人間には聴こえにくい音、あるいは判別しにくい音がある）
に基づいて、音声を圧縮（間引き）しているのです。
これらの圧縮方式は非可逆圧縮（圧縮したら元に戻せない）と呼ばれています。
この非可逆圧縮を音声や映像データに使用するとき、元の信号との違いは圧縮方式や
圧縮を行うためのソフトウエア、あるいはハードウエア（エンコーダといいます）の処理能力や
入力データの特徴、などに依存しますが、主観的な要素も多く含まれてくるので一般的な
目安にしかなりませんが音質の評価はだいたい以下のようになります。

*4 kbit/s :音声を認識するための必要最低限の音質
*8 kbit/s ：電話の音質
*32 kbit/s :AMラジオの音質
*96 kbit/s :FMラジオの音質
*128 kbit/s :CDの音質

より高速なビットレートのほうが一秒間に多くのデータを送ることが出来るので、
一般的にビットレートが早い方が音質が良いということになります。